マイホームを賢く売るための施策とは

マイホームを賢く売るための施策・・・

正式に家の売買契約を交わす

正式に家の売買契約を交わすとなると、売主が準備すべき書類は複数あります。

不動産の登記済権利書、あるいは登記識別情報のほか、最新の固定資産税を確認するための納税通知書や評価証明書などはどのような物件を売却する際も不可欠です。そのほかにも所有者全員の印鑑証明書が必要だったり境界確認書が必要だったりと、条件次第で必要書類というのは変わってきます。


取得に時間がかかる書類もありますし、不動産会社から書類について説明があったら、早いうちに整えておくと、手続きはスピーディーに終わります。

 

家を売ろうにも、建ててから25年を過ぎると、内覧希望者ですらなかなか来ないのが現実です。採算を考えつつリフォームや修繕を行うなど、古さを感じさせない工夫が必要になります。それから、立地条件にもよりますが、住宅を取り壊して土地のみで売り出すと土地だけを探している人には売りやすいです。
撤去費用がなければ、通常の家と土地の価格より安価な価格設定をすることで、買手のほうで更地にするなり増改築するなりできるという利点もあります。


隣地との境を明らかにするために、『土地境界確定測量』を実施する場合も、土地や戸建の売却にはつきものかもしれません。売却の必須要件とは言えないまでも、都市圏のように宅地価格が高いところでは、僅かな違いが金額に大きく響いてくるため、行なっておくケースが多いです。
土地面積にもよりますが、測量や土地境界確定図作成などにかかる費用の相場は30万円ほどです。

売手としては痛い出費かもしれませんが、不安要素がないのですから買手からすれば魅力的なのです。
インターネットが使えるなら土地建物の一括査定サービスを活用すれば、家を売る際の参考になる見積りを簡単に、多数の不動産業者から出してもらえます。

こうした不動産査定サイトは提携する仲介業者各社から加盟料を徴収して成り立っているので、売りたい人は無料で利用できるのです。
営業時間等を気にすることもなく、ストレスフリーな状況で仲介各社の査定額を吟味できるので、ぜひ活用したいものです。
居住したまま売るか転居後に売るかは別として、家を売る際は、売主は清潔さの維持に努めなくてはなりません。

いつ掃除したのだろうという状態だったり、他人から見て不用品が多いなと感じられる状態では高くは売れませんし、内覧者もがっかりしてしまうでしょう。


粗大ゴミや資源ごみは分別して処分し、リサイクルショップを利用するなどして不要品のないすっきりとした状態を作りましょう。


もし費用に余裕があるのでしたら、住まいの片付けを専門にしている業者などを頼むと、期間内に確実にキレイにしてくれます。

オープンハウスの利点

建築済みの新築や中古の一戸建て、マンションの一室などの実物を見ることができるのがオープンハウスの利点です。立地や周辺環境もわかりますから、家を売ろうと思ったらオープンハウスの日を設けて、関心を持ってくれた人たちに見学してもらうというのはいかがでしょう。
もし居住中でしたら、オープンハウスの日程にあわせて外出とか外泊することも考えられますが、生活状況を見られるのが恥ずかしいという売り手視点に対して、購入希望者としては自分たちが住んだ時のイメージが湧きやすいという利点があります。

住宅などの不動産を売却する際の手順は、次のようなステップになります。
最初に行うのは市場価格をもとに適正な売値はどの位か判断することです。

そして自分の力になってくれそうな不動産会社をいくつか選択します。住宅の査定はプロに任せ、売り手は査定額の妥当性を評価しましょう。OKであれば媒介契約を締結します。そこからが家の販売活動のはじまりです。

 

うまく買い手が見つかったら引渡し時期や金銭面などの交渉に入ります。

 

売主と買主の交渉が成立したら売買契約書を交わして、契約書に記載されている通りに金銭と物件をやりとりすれば終了です。住宅売却の一般的な手順というと、不動産売買を仲介する会社をセレクト、住宅の査定、販売する価格を決めて、媒介契約を結び、実際に売出し開始、見学者が来て、買手の価格交渉等に応じ、売買契約、精算と引渡しをして完了です。所要時間については、販売開始から買手が決まるまでの期間にもよりますし、居住中なら引越しも勘案しなければなりません。買手がつかなければ仲介業者との契約は3ヶ月で終了しますから、金額が妥当であれば、一度延長して半年で済むのが普通です。労力や精神的なストレスがかかるだけでなく、売主と仲介業者の媒介契約により、支払わなければいけない手数料は土地家屋を売るときにかかる負担としては、かなり大きいものでしょう。

法律で仲介手数料の上限は規定されていますが、不動産の価格次第では100万円近い額を支払わなくてはいけません。それから家の売買で収入があると、所得税と住民税の課税対象にもなりえます。


転居費用も必要ですし、出費の額は把握しておいたほうが良いでしょう。隣地との境を明らかにするために、『土地境界確定測量』を実施する場合も、住宅を売却する際にはあると思います。

実施は義務付けられていないものの、都市圏のように宅地価格が高いところでは、少量の誤差でも10万ないし数十万円の違いがでますから、しておくべきことはしておこうと考える人は多いようです。


土地面積にもよりますが、測量や土地境界確定図作成などにかかる費用の相場は30万円ほどです。費用は売り主の出費となりますが、不安要素がないのですから買手からすれば魅力的なのです。

 

一般的な不動産売却見積りの場合、基本的に業者は費用はもらわず、無料で査定を行います。クライアント都合や満足のいく金額にならないときはお断りすることもできます。

家を売ろうとする時にもっとも大事で不安なのは売値でしょうから、不動産業者数社に一括して査定依頼すると時間をかけずに相場を知ることができますが、もちろん査定は無料です。

オープンハウスの人気は高い

完成済の新築物件や中古住宅、もしくはマンションなどこれから売る予定の住宅のありのままを見学できるオープンハウスの人気は高いです。

通風や採光など住んでみて初めてわかる部分も確認できますから、住宅売却を決めたらオープンハウスを開催し、興味を持ってくれた人に見学に来てもらうといいでしょう。もし居住中でしたら、オープンハウスの日程にあわせて外出とか外泊することも考えられますが、「住んでいる家を見られるなんて」と売る側が思うのに対し、購入を考えている人は購入後の生活が想像しやすく、非常に参考になるのです。


確定申告は国民の義務であり、一年間に生じた所得の金額に対して税額を算出し、申告する手続きです。
会社員のように源泉徴収されている人は、実際の納税額との差を調整(還付または納税)するためのものです。

 

給料のほかに申告する所得のひとつとして、家などの不動産を売った収入も同時に申告します。

税率の優遇を受けられる5年超所有した物件でも、譲渡所得の2割は税金に消えてしまいますから、不動産売却にかかる支出としては非常に大きいのです。

 

家を売るにはきっかけがあるものですが、最近特に多いのは都心への回帰、ならびに一戸建てからのマンション購入です。

買い物は都会のほうが圧倒的に少ない労力でできますし、医療面もよく整備されている状況が安心な暮らしに直結するからかもしれません。


住環境が良いと言われる郊外ですが、病院ですらも移動は自動車ですから、漠然と不安に思う方が少なくないのです。

 

家を売る気持ちが固まったら、まず不動産業者に該当物件の現状査定を依頼するものですが、土地はともかく、建物の査定額は築年数がモノを言います。よほど希少性が高いとか人気地区ならいざ知らず、中古価格は築後すぐに3割下がり、10年、15年もたつと著しく低下します。一戸建ての場合は土地と建物の合計価格になりますが、築年数が上がれば極端な話、建物の評価額はゼロで、気がついたら売値は土地の値段だけだったなんてことも少なくありません。居宅を売却する流れというと、不動産会社をいくつか選び、査定、売値を決定し、媒介契約を交わし、販促スタート、内覧予約が来て、購入を希望する人と詳細を詰めて、業者立ち会いの下で売買契約をして、物件の引渡しと代金の支払いを経て、すべての取引が終わります。ここまでの所要日数は、販売開始から買手が決まるまでの期間にもよりますし、居住中なら引越しも勘案しなければなりません。仲介契約というのは法律で最長3ヶ月と決められていますし、そこで一度価格を見直し、6ヶ月以内に売り切る方が多いです。納得のいく取引のためにも、住宅売却を仲介してくれる不動産屋はしっかりしたところを探しましょう。専門家といっても得意不得意はありますから、結局2割ほども安く売ってしまったなんてこともあるのです。


最近はネットで一度の入力で何社でも一括で見積りを依頼できるサイトが幾つかありますので、なるべく多くの業者に見積もってもらって、ここなら安心して頼めそうというところと媒介契約を結びましょう。